【無料EA】過去の陽線と陰線だけを見るEA 流れよ続け

誰もが考えるロジックをEA化、ストップロスはボラティリティから自動判断

とりあえず流れに乗っておけば勝てるのでは?と言うのは、FXを始めた人なら必ず考える思考です。
このEAは、その安易な考えがどこまで相場に通用するのかを追求したものです。どうでもいいことを追求するのが好きな私です。

このEAを作る上で重要な考え方は以下の2点です。

  • これで勝てるときは大きく伸びるとき。なので、利益が伸ばせるときは伸ばし続けなければならない
  • 逆行することは日常茶飯事。よって、相場逆行時には早い段階で損切りを行う必要がある

これらをともに満たすような周辺実装を検討していきました。

検討に検討を重ねた結果、以下のような実装となっております。

  • ストップロスは相場のボラティリティを見て、相場にあった最低限のラインに設定する
  • 常にトレイリングストップをかけることで、いつ相場逆行を始めてもいいようにしておく

ということで、以下EAの説明を御覧ください。

—————————–<EAの説明>————————————-
【使用する足、通貨ペア】
・ドル円またはユーロドル、5分足
(1分足だとスプレッド負けします。逆に足が長いと、一方相場が落ち着きを取り戻すためなのか、あまりパフォーマンスを発揮しません。5分足くらいがいい塩梅のようです)

【設定パラメータ】
・Lots = 0.1
→ Lot数(最小0.01)です。
・MagicNo = 4444
→ マジックナンバーを指定します。
・checkfoots = 3
→ 陽線数・陰線数をカウントする過去の足数を指定します。
sl_pips = 0
→ ストップロスをPips単位で指定します。
「0」を指定すると、ボラティリティから自動計算するモードになります。
tp_pips = 100
→ 利確幅をPips単位で指定します。
Slippage = 1
→ 許容スリッページをPips単位で指定します。
SpreadFilter = 0.5
→ これよりスプレッドが開いているときはエントリーしません。
→ 業者によっては全くエントリーしなくなるので、適宜業者のスプレッドに合わせてください。

【エントリ条件】
・過去 [checkfoot] 本の足がすべて陽線ならロング、すべて陰線ならショートでエントリ

【イクジット条件】
・テイクプロフィット達成、またはストップロスにかかる
・ストップロスは1pipごとにトレイリングされる
——————————————————————————

デフォルトの条件にて、ドル円5分足で2011年9月~2016年9月現在までの5年間でバックテストを行ってみた結果が以下です(スプレッドは0.5Pips)。
不調な時期もあるものの、最近は戻り調子にあるといったような損益グラフを描いていますね。優位性は極僅かなのかな・・・という気もしないでもないですが、好不調の時期がはっきりしているため、きめ細やかに運用ができれば、上手く活躍できるかもしれませんね。

流れよ続け-成績

流れよ続け-損益グラフ(Spread-0.5)

ちなみにスプレッドを1Pipにすると、以下に示すとおり、利益はほぼほぼなくなります。つまり、本EAの優位性は1Pip程度ということですね。業者を選びますね。

ということで、特別サービスとして、本EAにはスプレッドフィルタもつけておきました。デフォルトでは0.5Pips以上のスプレッドではエントリしないようになっていますので、↑の損益グラフに近い運用ができるのではないかなと思います。

流れよ続け-損益グラフ(Spread-1.0)

ダウンロードは以下からどうぞ。

流れよ続け

陽線または陰線が3本続けばエントリーするという単純なロジックのEAです。

ストップロスはボラティリティから自動計算して設定。
常にトレイリングすることにより、負けトレードの損失を限定的にします。


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